黄連(オウレン)500g

6,800円(税込7,480円)

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【第2類医薬品】

黄連(オウレン)

黄連(オウレン)は神農本草経の上品に収載されている。

成分 アルカロイドを主成分とし、ベルベリン含量は4〜7% (局方3.5%以上) である。このほかコプチシン、パルマチン、オウレニンなどを含有する。ベルベリンは苦味が強く、抗菌作用や整腸作用が知られている。このベルベリンは黄柏の主成分でもある。

黄連エキスには鎮静、抗潰瘍、抗炎症、抗菌作用が認められている。漢方では黄連の性質は大苦・大寒で瀉火・燥湿・解毒の効能があり、チフスなどの流行性疾患、細菌性腸炎、肺結核、嘔吐、鼻血、下血、咽喉炎、口内炎、湿疹などに用いる。

黄連(オウレン)作用
抗菌作用 (広い抗菌スペクトル;ベルベリン) 、止瀉作用 (ベルベリン)

内服すれば消炎性苦味健胃、鎮静薬として、充血または炎症があって、心中が煩し、心悸亢進し、精神不安があり、心下部がつかえ、嘔吐、下痢、腹痛、止血などの症状をあらわす疾病に応用する。
苦味は後までのこるが、胃の活動を盛んにし、腸内の細菌を抑える働きがある。

漢方では
1.整腸作用
下痢・嘔吐などの胃腸炎に用いる。細菌性の下痢に単独あるいは木香と配合する (香連丸) 。
発熱を伴う場合は葛根・黄ごんなどと配合する (左金丸) 。
急性胃腸炎で下痢・嘔吐があれば乾姜・人参などと配合する。
2.抗炎症作用
皮膚化膿症や結膜炎、炎症性疾患に用いる。
顔面部の湿疹・座瘡に連翹・防風・桔梗などと配合する (清上防風湯) 。
結膜炎や流涙症に荊芥・菊花などと配合する。
3.清熱作用
不眠・不安・興奮・煩躁・出血などの諸症状に用いる。
のぼせ・精神不安・不眠鼻血などの諸症状に黄ごん・大黄・山梔子などと配合する。 (三黄瀉心湯、黄連解毒湯)
虚熱のために心中が煩躁して眠れない場合は芍薬阿膠・卵黄などと配合する (黄連阿膠湯) 。

処方例 黄連解毒湯、三黄瀉心湯、柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、清上防風湯など。

用法・用量 煎剤、散剤、丸剤。1日0.5〜3.0g。0.1〜1.5g (末) 。 長期間服用すると胃腸障害を起こすことがあるので注意が必要です。
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